右膝蓋(しつがい)骨骨折でリハビリ中だった高山俊外野手(29)が、53日ぶりに実戦復帰した。

7回から左翼守備につき、1打数無安打。7回1死二、三塁で中日タバーレスから放った二ゴロは大きくはずみ、その間に三塁走者が生還した。「ランナーをかえすことだけ考えていました」と復帰戦で打点を挙げた。

高山は6月29日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)で、4回に自打球が右膝付近に直撃。7月1日に大阪市内の病院で右膝蓋(しつがい)骨骨折と診断され、1カ月以上離脱していた。自身の状態を「よかったんじゃないですか」と振り返り、「徐々にというか、試合に出るために(状態を)100%にしています」。シーズンも佳境に入っており、早期1軍復帰へ向けて、さらなる状態アップを目指す。

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