広島は今季30度目の逆転負けで借金は今季最多に並ぶ「8」に膨れた。

同点の7回には近本光司外野手(27)、佐藤輝明内野手(23)と並ぶ場面で森浦大輔投手(24)を投入。森浦は対左打者の被打率が高く、結果的に2人に連打を許し、決勝点につながった。試合後の被打率は対右が2割5分3厘、対左は3割3分9厘となった。

佐々岡真司監督(54)は試合後、森浦起用の意図、今後の秋山翔吾外野手(34)の見通し、一時逆転の3ランを放った菊池涼介内野手(32)についてコメントした。

一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇   

-7回、相手に左打者が続くところで左打者の被打率が高い森浦を選択

「その辺は流動的なのでね、勝ちの形は。矢崎は勝ち越したら8回のところであるだろうし、7回というところで流動的に考えていました」

-左が続く場面だがターリーが前日に打たれたばかりとあって難しい選択を強いられた

「(ターリーの選択肢も)ないことはなかったけど、昨日投げた中で。みんなで6、7回を流動的にいろんなパターンで考えていた」

-7回の攻撃。磯村が出たところで代走を送らなかったが

「考えたけれど、8、9回であれば(代走を)考えたが、7回というところで」

-菊池涼はさすがだった

「これだけ離脱などがあったが、引っ張っていってくれている。菊池はコロナ前からも本当に引っ張ってくれていたのでね」

-秋山が途中出場。明日は先発か

「明日から先発と考えていた中で今日は途中からね。打席、守備とどんどんと慣らしていって明日先発というところで。今日は5回からいって、1、2イニング早い起用になったがいろいろと考えて、仕掛けないといけなくなった」

-明日が大事

「明日だけでなく1つ1つ、毎日毎日が大事になる。2つ負けたので」

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