中日立浪和義監督(53)は8日、現役引退を決めた福留孝介外野手(45)についてバンテリンドームの広島戦前に取材対応した。主な一問一答は以下の通り。

-福留が引退を決めた

立浪監督「今年1年、監督と選手としてやってきて、一生懸命やってくれてたが、結果の部分では伴わなかった。ただ、入団したときからずっと一緒にやってきたし、メジャーでも阪神でも功績をあげてきた。45歳で現役を続行したいとやってきた。根気って40歳過ぎると薄れてくるもの。そういうタフさを持っていた」

-引退について直接会話は

立浪監督「この前、バンテリンドームの監督室で。代打でなんとか生かしてやりたいという気持ちはあったが、力になれなかったのでそういう話をした」

-選手としての特徴

立浪監督「人にない体力、体の強さ、練習する体力があった。それがこの年齢までできた一番の要因では。自分より長打力もあるし、終盤で試合を決める勝負強さもあった。野球に対して真面目だが、性格的なところはいい意味で鈍感かな。だからこそ長くできた(部分もある)。いい意味での鈍感力は大事かなと思う。ここからの野球人生の方が長いと思うので、(今後は)いい指導者を目指してやってもらいたい」