3位阪神は今季25度目の完封負けで球団ワースト記録を更新した。これで横浜スタジアムでは今年6月28日から8連敗。

98年4~8月の8連敗以来、24年ぶりに球団ワースト記録に並んだ。これで2位DeNAとのゲーム差は6まで開いた。

プロ初勝利を目指したドラフト1位森木大智投手(19)は3回途中5失点(自責3)で自身2連敗を喫した。1回2死二塁、4番牧の左前適時打で先制点を献上。3回2死満塁で6番楠本に右翼線2点二塁打を浴びたところで、降板を余儀なくされた。その後、2番手の島本浩也投手(29)が2死二、三塁で7番戸柱を二ゴロに打ち取るが、山本泰寛内野手(28)が一塁へ悪送球する間に2点を追加された。

打線は左腕石田の前に6回無得点。2回2死満塁、4回2死一、二塁の好機を生かせなかった。守っても5点ビハインドの8回、遊撃に移った山本のこの日2個目の失策をきっかけにダメ押しの2失点を許した。2位浮上へ望みをつなぐはずの敵地DeNA2連戦に2連敗。レギュラーシーズン12試合を残し、3位死守が現実的な目標となった。

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