オリックス能見篤史投手兼任コーチ(43)が、今季限りでの現役引退を決断し、この日までに球団へ伝えたことが分かった。近日中に引退会見を行い、引退セレモニーの実施も検討している。

 

★能見兼任コーチの記録 

▼シーズン最多奪三振 阪神時代の12年に172奪三振でタイトルを獲得。

▼連続試合2桁奪三振 阪神在籍時の14年にセ・リーグ新記録の5試合連続2桁奪三振をマーク。

▼最年長で通算1500奪三振 オリックス移籍後の21年5月8日のロッテ8回戦(ZOZOマリン)の9回、レアードを空振り三振に仕留めて達成。41歳11カ月での達成は07年小宮山悟(ロッテ)に並ぶプロ野球最年長記録。

▼2球団で最年長セーブ 阪神時代の20年11月11日に41歳5カ月でセーブを記録し球団最年長記録を塗り替えた。オリックスでは41歳11カ月でセーブを挙げた。球団では07年7月7日吉田修司の40歳7カ月を抜く最年長セーブとなった。40代になってから2球団でセーブを挙げたのは初めて。

▼2球団で最年長ホールド 阪神時代の20年に41歳5カ月で球団最年長ホールド。オリックスでも42歳0カ月で球団最年長ホールドを記録しており2球団で最年長ホールドをマーク。40代で2球団で最年長ホールドを記録したのも史上初。