巨人から来季の契約を結ばないことが発表された井納翔一投手(36)が8日、あいさつのため川崎市のジャイアンツ球場を訪れた。スーツ姿で荷物を整理し、後輩投手陣と別れを告げた。7日に発表されていた。

■「他球団からの連絡を祈りながら」

昼すぎには自身のSNSで「昨日のツイートに対してたくさんの温かいコメントをしてくださりありがとうございました。今は、他球団からの連絡が来ることを祈りながら練習をしていきます!」とツイートした。

■「申し訳ない気持ち」

前日7日には自身のSNSで「2年間で満足のいく成績を出すことが出来ず球団やファンのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからのことは、もう少し後で考えてやっていきます」と心境を明かしていた。

■FAで加入も力を発揮できず2年で1勝

井納は20年オフにFA権を行使してDeNAから巨人に加入。先発と中継ぎの両方での活躍を期待されたが、巨人での2年間は通算12試合で1勝1敗、防御率8・10だった。通算では180試合に登板して51勝61敗1セーブ、防御率3・98。

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