“村神様”の御利益は神宮球場のグルメにも及んでいた。

ヤクルト村上宗隆内野手(22)は、3日の今季最終戦で日本選手最多となるシーズン56号本塁打を放った。そのホームランボールをキャッチしたのが、都内の中学3年生、桜井蒼大(そうた)さん。内野席で観戦していたが、外野エリアで販売されている「元山飛優の飛油淋鶏(ユーリンチー)」を買いに移動した際、ちょうど村上の打席だったためスタンドに上がったところ、幸運に恵まれた。

そのことが報じられ、迎えたCSファイナルステージ。店長によると、通常は35食ほど売れるのが、第1戦の12日も、翌日の13日も60食ほどと、倍近く売れたという。店長は「幸運の油淋鶏になれば、ありがたいですね」とニッコリ笑った。56号の中学生にあやかって、油淋鶏を食べて村上のホームランボールゲットを願うファンもいるかも!?

「元山飛優の飛油淋鶏(丼)」(900円)、「元山飛優の飛油淋鶏(おつまみ)」(700円)は、ライト側18ゲートそば「ルウ・ジャパン」で販売。店長は「普通の油淋鶏は唐揚げを使いますが、当店は竜田揚げを使っています」とPRした。

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