今季に国内フリーエージェント権を取得したオリックス伏見寅威捕手(32)が、権利行使を熟考していることが30日、分かった。日本シリーズ終了直後に球団と話し合いの場を設け、結論を出す方向とみられる。

年俸ランクはCランクとみられ、金銭・人的補償ともに発生しないこともあり、宣言となれば、獲得調査に乗り出す球団も複数ありそうだ。伏見は同じく捕手の若月とともに、昨年の25年ぶりリーグV、今季は連覇&日本一に導いた。投手陣からの信頼が厚く、チームの精神的支柱として、扇の要を任されてきた。

流出となれば、チームにとって大きな痛手となる。日本一の歓喜へ先導した女房役の動向に注目が集まる。

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