日本ハムの外野守備走塁コーチに就任した球団OBの森本稀哲氏(41)が1日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で就任会見に臨んだ。

「ワクワクが強すぎてひどいです」と独特の表現で気合十分であることを強調。「守備に関しては、(GMの)稲葉さんもいますし、新庄さんと3人で育てていきたい」と、現役時代の最強外野トリオの再結成にも意欲を見せた。

また、会見には現役時代に背番号1を継承した“人生の師匠”新庄剛志監督(50)も同席。新庄監督からは「サードコーチャーですから」と、来季は攻撃中に三塁コーチに立つことがサプライズ発表された。「サイン、覚えられる?」と問われると、「めちゃくちゃあるって…」と苦笑い。それでも新庄監督は「走塁はうまかったから。期待しています。(走者を回して本塁で)アウトになったら、代えます(笑い)。攻めさせます。回さなかったら怒ります」と、早速指令を出していた。

◆森本稀哲(もりもと・ひちょり)1981年(昭56)1月31日、東京都出身。帝京3年の夏の甲子園で浜田和田(現ソフトバンク)から2ランを放つなど活躍し、98年ドラフト4位で日本ハム入団。07年には3割、31盗塁、06~08年に3年連続ゴールデングラブ賞を獲得するなど、3度のリーグ優勝に貢献した。07年には、前年に引退した新庄監督の背番号「1」を継承した。FA移籍したDeNA(当時横浜)、西武でプレーし、15年に現役引退。プロ16年で1272試合出場、904安打、106盗塁。現役時代は185センチ、81キロ、右投げ右打ち。

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