「元祖御意見番」の張本勲氏が8日、5カ月ぶりにTBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演した。同じ82歳のソフトバンク王貞治会長もゲスト出演した。

3年目の昨季、完全試合を達成し9勝をマーク、WBC出場も決まったロッテ佐々木朗希投手についてコメントした。

「大事につくって（育てて）いってるんだろうけど、あのピッチングで9勝は少ないよ。ちょっと物足りない。もっと（試合に）出してもらいたい」と話した。

さらに「プロに入って3～4年になるんだからねえ。もっと投げてもらいたい。大事に大事にっていうのも分かるけども15勝くらいはできる。この速さ、フォークボール。ぜひやってもらいたい」と期待した。

王会長も「対戦相手としてはあんまり言いたくないんですけど、若いんですから真っすぐを多く投げた方が、将来的に寿命が長くなると思いますけどね」と話していた。

張本氏は21年11月28日の番組内で「私の都合なんですが、シニア人生をゆっくりすごしたいんですよ。番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します。来年は節目節目では出てきますからまたお会いできると思います。23年ちょっと、長い間大変お世話になりました」と卒業を発表した。同年12月26日の放送をもって「御意見番」のレギュラーを卒業。昨年は3月27日と8月7日にゲスト出演した。