負傷からの実戦復帰を目指す巨人中川皓太投手(28)と高橋優貴投手(26)が宮崎2軍キャンプ3日目の3日、そろってブルペン入りした。腰痛などの影響で昨季実戦登板なしに終わった中川は、今キャンプ2度目のブルペンで41球を投げ込み、「問題なく投げられてるのが一番良いところ。体に嫌な感じもなく投げられたので、そこは良かったかなと思います」と納得の表情を浮かべた。

今後については「育成なのでまずは2ケタにならないと。育成だから遠慮するとかではなくて、今できるアピールをチャンスがあればどんどんしていきたい」と早期の支配下復帰をにらんだ。

今キャンプ中の実戦復帰を目指す中川について、原監督は「順調に来ています。かなり投げられるであろうと。ブルペンもシート打撃ともにやってますし。私の中では昨年0イニング、焦らせることなく、5月6月、あるいは4月に、という風に思っています。せっかくいい方向に治ってきてますので、ちょっと大事に使おうかと」と慎重な姿勢を示した。

昨年9月に左肘のクリーニング手術を受けた高橋は約5カ月ぶりにブルペン投球を敢行。「まずはブルペン入れたことが1番の収穫。肘の状態も問題なく投げられたのでそれが一番かなと」と胸をなで下ろした。高橋も中川とともに今キャンプ中の実戦復帰を目指す。

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