広島野間峻祥外野手(30)が沖縄キャンプ2日目の練習を早退した。ウオーミングアップ中に輪から外れてベンチ裏に引き揚げると、沖縄県内の病院で検査を受け、「感冒性胃腸炎」と診断された。春季キャンプでは16年、18年にも胃腸炎で離脱しており、5年ぶりの腹痛による離脱となった。

野間は1月の自主トレ期間中に、新井監督から「(筋肉系が)1回ピリッと来たら100万円、2ピリッで200万、3ピリッで300万。3ピリッで計600万円な」と厳命されていた。期待の表れだったが、今回は負傷ではなく体調不良で練習から外れることとなった。防ぎようがなく、長期化する心配もない。新井監督は「今回は勘弁してやるか。顔色悪かったから」と表情を緩めながら心配していた。

19日以降は状態を見ながら判断されるが、同日のDeNA戦には同行しない。