ヤクルト元山飛優内野手(24)が、ソロ2発を含む4打数3安打2打点の大活躍で、レギュラー奪取へアピールした。

2回2死、ロッテ種市の高め直球を右中間席に運ぶと、6回1死では坂本の高めスライダーを右翼席最前列へ放り込んだ。これで練習試合3試合で9打数6安打の打率6割6分7厘、3本塁打、3打点と絶好調。「去年すごい悔しいシーズンだったので、今年は何とかそれを晴らせるようにしたい。いい結果が出て良かった」と力強く話した。

背番号「6」で、1年目の21年から97試合に出場したが、同年最終盤の死球で故障。昨年は前半まで痛みが残り「変なクセがついた」ことで調子が上がらず、長岡の台頭を許した。それでも昨秋から大松打撃コーチとともに、「左半身でボールを押し込む」ことを意識して打撃も改善。定位置奪回へ「単打だけだと相手もあまり怖くないと思うので。長打も打てて、小技も出来る選手になりたい」と意気込みを示した。

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