世界一をつかんだWBCから帰国した西武源田壮亮内野手(30)が26日、本拠地ベルーナドームで報道陣に対応した。

負傷しながら侍ジャパンで完走したことについて「WBCは本当に野球人としては一番憧れる体験ですし、ちっちゃい頃から夢見た舞台でしたし。栗山監督から最初の12人のメンバーにも選んでいただいてましたし。もうショートは絶対に自分が守りきるという気持ちはすごくありました」とし、侍ジャパンで完走したことについて「ライオンズの球団も『源ちゃんの意思を尊重するよ』って言ってくれましたし『途中で抜けたら多分一生後悔するだろう』とも言ってもらいました」とあふれる感謝を口にした。

韓国戦の走塁中に骨折した右手小指にはまだテーピングが巻かれたまま。5日後に迫るペナント開幕戦に間に合うかどうかは「話しているところです」とし、今後の練習参加も「まだ分からないです」と話すにとどめた。「ライオンズファンの方に一番心配を掛けてしまっていると思うので、シーズンでまた元気にプレーする姿を見せたいですし、ひと回り成長した姿を見せれるように頑張りたいです」と西武源田としての決意を語っていた。