正捕手争いが活発化する中、西武古賀悠斗捕手(23)が存在感を見せた。

初回、先発の平良海馬投手(23)が2者連続でカウント3-0になり、3番中村奨には2ランを浴びた。「本来の平良じゃなかったですけど、自分の中でも思うように投げれていない中で、自分は冷静に。1人で苦しんでしまわないよう、勝負できる球を見極めてやっていった感じですね」と先発初白星へ導いた。

打撃では5回に勝ち越し適時打を放つなど、キャンプからの練習の成果をしっかりと見せた。柘植世那捕手(25)に負けじとアピールを続けている。

開幕に合わせて、個人応援歌もできた。

「率直にうれしいのと、驚いて。YouTubeとか見てても、自分に沿った歌詞という感じで。西武ファンの方に、作ってくれた恩返しをしてこれからもやっていきたいと思いましたね」

強肩強打の勇姿で導く。【金子真仁】

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