昨年の現役ドラフトで巨人から加入した広島戸根千明が移籍後初勝利を手にした。

1点ビハインドの9回。1番からのヤクルト打線を3者凡退。10球で打ち取り、その裏の攻撃につなげた。自身の勝ち星にも「勝てたというよりも(サヨナラ弾の)秋山さまさまです。何とか流れを持ってこられるようにと投げた結果、3者凡退に抑えられて、いい流れはもってこられたかなと思います」とチームの勝利に貢献したことを喜んだ。

▼広島戸根が巨人時代の21年7月1日広島戦以来となる勝利でプロ通算6勝目。昨年12月に初開催された現役ドラフトで移籍した6投手のうち、勝利を挙げたのは8日ヤクルト戦の阪神大竹(前ソフトバンク)に次ぎ2人目。