台湾代表としてWBCに出場した西武呉念庭内野手(29)が、今季初打点を挙げた。

「2番三塁」でスタメン出場し、初回は見逃し三振に倒れたものの、第2打席で期待に応えた。3回2死から1番愛斗が二塁打で出塁。呉は追い込まれながらも、日本ハム上原のスライダーを勝負強く右翼への適時打とした。試合中、球団を通じ「任されたところで、どんなポジションでもこなせるように準備してきました。タイムリーになって良かったです」とコメントを寄せた。

高校入学から来日し、今季でプロ8年目を迎える。台湾で開催されたWBC1次ラウンドで、自身は本塁打も放ったものの惜しくも敗退。ペナント開幕前に調子を落とし2軍スタートになっていたが、同じくWBCに出場した主砲山川が右ふくらはぎ痛で登録抹消に。代わりに11日に1軍昇格していた。

WBC前には「今年は空いている場所がたくさんあるので、レギュラーをとって活躍したいです」とシーズンへの意気込みを口にしていた。

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