昨季限りで巨人を自由契約となった山口俊投手(35)が現役引退を発表した。

17日、インスタグラムを更新。「ご報告が遅くなりましたが、17年間の野球人生に幕をおろす事にしました。今思えば、僕の野球人生は本当に色々と波瀾万丈でした。(笑)そんな中、何があっても応援して下さった皆様、本当にありがとうございました」と報告した。

支えてくれた人への感謝を記し、引退後の思いもつづった。

「野球の無い人生が不思議ですが、ここから先の人生も長いので(笑)これからも僕は僕らしく、日々勉強し、色々な事にチャレンジしながら頑張って行きたいと思っていますので、どうぞ皆様、これからも宜しくお願い致します! プロ野球選手を目指す息子と、僕も野球観戦に行きたいと思っているので、皆さままた球場で一緒に応援しましょう!!」。最後は「野球人生を支えてくれた家族へ。ありがとう」と締めた。

山口は柳ケ浦(大分)から06年にドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。17年にFAで巨人に移籍し、19年に最多勝、最多奪三振、最高勝率の3冠を獲得した。同年オフにポスティングシステムを利用してブルージェイズに移籍して2勝。21年途中に巨人に復帰したが、昨季は1試合の登板だった。NPB通算443試合で66勝66敗112セーブ、防御率3・36だった。