阪神が広島相手に2連勝を飾り、4日ぶりに単独首位に浮上した。先発した大竹耕太郎投手が7回途中1失点の好投で今季2勝目。7回2死二、三塁から登板した2番手岩貞祐太投手は、ピンチを火消し。熊本出身左腕2人が投手リレーをつなぎ、勝利に導いた。ヒーローインタビューの一問一答は以下の通り。
【大竹】
-大竹投手、ナイスピッチングでした
「ありがとうございます。雨の関係でなかなか投げられない日が続いたんですけど、今日もちょっと雨降って不安にはなったんですけど、間をあけていただいている分、しっかり調整の時間があるので、しっかり投げていこうという気持ちで今日は投げていこうと思いました」
-ファンも雨は話題に。どんな気持ち
「どんな気分、ええまあ、雨でズレるというのは、(甲子園で投げるための)神からのお告げという気持ちでやっています」
-坂本のリードは
「6大学で対戦している時から本当にいい捕手だなと思っていたので、1イニング1イニングうちの攻撃中に『次の回どうしますか』というのを丁寧に会話しながら、コミュニケーションをしっかり取れるので、本当に頼もしい存在です。なんか移籍してきた感じがしないというか、ここがホームグラウンドなくらいな気持ちで投げられています」
【坂本】
-好リードをみせました
「正直、大竹に助けられているというか、僕がこう思うというところでも自分の意思を持っているので、それをすりあわせながら、本当にコミュニケーションをとって2人で打者を抑えるということができているのがいい結果につながったんじゃないかなと思います」
-先制犠飛が決勝点に
「何とか先に点が欲しかったので、何とかなってくれと思って振りました。(点が入って)よかったです」
-日々どんな思いでプレーを
「ほんとに頼もしい先発投手と頼もしい中継ぎ投手がたくさんいるので、みんなでつないで打つ方も守る方もつないでつないで勝つということがアレにつながると思うので、その思いだけで、なんとかつなぎたいという思いでやっています」
【岩貞】
-7回一打同点のピンチだった
「抑えたくてウズウズしてましたー」
-マウンド上でしびれたんじゃないですか
「…ウズウズでした」
-イニングまたいで無失点に
「もう1イニング行くんだなと思いました」
-本当はすごく緊張していたんじゃないですか
「いや、めっちゃ緊張してました」
-大竹と岩貞は同じ熊本出身。大竹はどんな男ですか
「いやー、たいぎゃーよか男ばい」
-大竹から見て岩貞は
大竹 たいぎゃーむしゃんよかですね。
-投手陣でつないで勝利をつかんで単独首位です。明日以降に向けて
「毎日たくさんのお客さんに甲子園に足を運んでいただいて、僕らはものすごくやる気出てます。もっとウズウズした場面で投げられるように、そしてそこで抑えられるように練習頑張ります」