オリックス小田裕也外野手(33)が26日、国内FA権の取得条件を満たした。

日本ハム戦(エスコンフィールド)の試合前に取材に応じ「プロに入って1つの目標でもあったし、それだけ1軍の戦力としていられたということだと思うので、うれしく思います」と節目を喜んだ。

日本生命から14年ドラフト8位で入団。今季は19日楽天戦(京セラドーム大阪)で代走で途中出場し、9回の守備では本塁へのレーザービームでチームを救うなど、しびれる場面で力を発揮している。「なかなかミスができないところだけど、しっかりそこの役割をやっていきたいと思う」と欠かせない存在だ。

FA権の行使については「チームも3連覇がかかってますし、シーズン終わってからというのと、まずはチームが優勝することに、その戦力としてやっていけたらと思う。そうなってきたら必然的に権利の価値も上がると思うので」とした。

もちろん、プロ9年目を過ごすチームへの思いは強く「オリックスへの感謝の気持ちもあるし、愛着もある。弱い時も知っているし、おいしい思いもしているし、いろんな思いはありますね」としみじみと話した。

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