阪神が2試合連続の逆転勝利でカード勝ち越しを決めた。1点を追う8回に大山悠輔内野手(28)、佐藤輝明内野手(24)の「4、5番コンビ」の連続タイムリーで勝ち越し。前夜サヨナラ勝利を飾った勢いそのままに、大きな1勝を手にした。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

(テレビインタビュー)

-見事な逆転勝ち

「そうねえ、ずっとヒットも打たれたし、まあよく2点でね、しのいでたいう感じですね。終盤向こうのピッチャーいなかったんで、柳ね、引き延ばすと思ってたから、後半チャンスあると思ったんすけどね」

-8回は大山の同点打

「いやいやずうっとね、チャンスメーカーにもなるしね。勝負どころではね、ほんと勝負強いバッティングできるし、両方ね、最近ほんといいね、バッティングしてると思いますね」

-佐藤輝は勝ち越しタイムリー

「いやいやもう、あっこはね、4、5はね、ほんと、柱なんでね。チームの打つほうのね。やっぱりそこが中心になってそれがすごく機能してるんで、本当に良いとこでタイムリー出ますよね」

-伊藤将は粘った

「前回はね、初登板で完封だったんですけど、ちょっとボールね高かったかな、とバッテリーコーチも言ってましたけど、何とか打たれながらもしのいで全然合格点ですよ。打つ方もそれまで打てなかったんで」

-岩崎が9回で投げた

「いやいや、久しぶりだったんで。中5ぐらい空いてんのかな。なかなか投げる機会なかったんで。まあ勝ち越したんで。今日は同点でもいくつもりだったんだけど。1本打たれたけど、それは全然ね。右左関係なしで安心して見てましたね」

-昨日、今日とこういう勝ち方は大きい

「そうね、どっちに転ぶか分からないようなね、そういう展開だったんで、勝ち切ったのはもうね、まだまだもうちょっとね、すっきりとね、そういうゲームしたいんですけど、まあ、なかなか相手がいることなんで、なんとかね、しのいで勝ってるのは大きいと思いますね」

 

(囲み)

-4、5番が機能してると。打線の形も

「そうやなあ、まあ、いいとこで回ってくるし、先頭で長打が出るから、なかなか勢いが付くヒットが出るよねえ」

-先制されても粘り強く

「いやいや、もう辛抱したら今日後半絶対勝負と思てたから。まあ、ねえ、最低7回は来るやろうと思っていたけどね、あの感じじゃ、100球超しても、まだ、全然7、8回はあんまりボールも来てなかったし、チャンスやと思ってたけどね」

-加治屋、及川が今日も粘った

「そうやね、あの2人は(まだ自責点が)0点やもんな。及川が勝ち投手か、よかったやん(笑い)」

-セーブ機会も初めて

「なあ、今日言うとったんよ、(評論家として来訪していた)梨田(昌孝)さんにも大野(豊)さんにも言うとったから、湯浅が離脱してからないんだよな、今日初めてちゃう? なあ。ああいう話しとったらそうなるんよな、セーブシチュエーション(笑い)」

-湯浅が戻るまで岩崎中心に

「まあそこまではなあ、まあ、なるべくなあ、連投というかね、あんまり疲れ残らんように。勝ち越したら最後は岩崎でと、そらもう最初から思ってたけどね。なかなかそういう展開になれへんかったからな、セーブシチュエーションに」

-佐藤輝も復調してきた

「まぁ、今が普通やない、でも。やっぱりみんなホームラン期待するけど、やっぱりまずヒットというかな、そういういい場面で。別にホームランで3点じゃなくても、タイムリーで2点でもいいわけだから。それは勝ち越せば。最近ほとんどライト方向のヒットばっかやからな。ポイントが良くなってきたということよ」

-不思議な勝ちという言葉もあるが

「いやいや、予定通りよ。ゲーム展開的にはな。だいたいああいう展開はそうなるやんか。なかなか、あんなぎょうさんヒット出ても1点、2点くらいで。俺、逆やったらやっぱ嫌な感じするもんな。逆の立場やったらヒット1本2本でな。なんか後半嫌な感じするよな」

-相手の投手事情も考えて

「いや、そらもう見てたら後半絶対チャンスあると思ってたから。マルティネス出てくるか出てけえへんかまで考えてたけど、今日はもう俺は出んと思ってたからな」

-ミエセスは広島からか

「もう新幹線乗ったん? もう乗ってるかも分からんな、広島行きの」