池田“トライト”になる!? 2年目のロッテ池田来翔(らいと)内野手(23)が、パワー系2番打者としてアピールする。

6日に今季1軍初昇格すると、同日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で「2番三塁」として4打数2安打をマーク。1回無死二塁では投犠打を決めて先制点をアシストした。「呼ばれてスタメンで使ってもらって、チャンスだったので、何とか結果を出そうと。ヒットが出ましたし、役割を果たせてよかった」と手応えを得た。

イースタン・リーグでは25試合で打率3割3分、3本塁打を放ち、長打率は4割8分9厘にのぼった。2番起用に「初めてだったんで、少し戸惑いはあった」としながらも「メジャーもそうですけど、2番バッターが長打を打ったら強いと思う」と話す。

チームは4月を首位で終えたが、8日時点では1位オリックスに2ゲーム差の3位につける。「チームが勝つことが一番。その中で自分の結果をどう出していくか。また首位に戻れるよう貢献したい」。長打が打てる最強2番といえば、米エンゼルスのマイク・トラウト。ロッテではトラウトならぬ“ト来翔”が、攻撃的2番として爪を研ぐ。