楽天は26日、今江敏晃コーチ2軍打撃コーチ(39)が1軍打撃コーチに、雄平1軍打撃コーチが2軍に配置転換すると発表した。

チームは、リーグトップタイの35本塁打ながら、チーム打率は同ワーストの2割0分9厘、121得点と打線が奮わない。現在5連敗中で借金は10。コーチ陣を入れ替えることで、打線の立て直しを図る。

米田陽介球団社長は、26日日本ハム戦前に取材に対応した。主な一問一答は以下の通り。

1軍打撃コーチの雄平コーチと、2軍打撃コーチの今江敏晃コーチの配置入れ替えをすることを球団として決定いたしました。なにかこの状況を打破するために手を打たないといけないだろうというところで、今回の決断に至ったところではありますけども、なにか1試合1試合しっかりと、まずは勝つことで、これを機にファンのみなさまに勝利をお届けしたいと考えております。

-配置転換の狙いは

41試合シーズン経過しておりまして、15勝25敗というところで、非常に厳しい状況に立たされておりますけども、その中でも要因としてはリーグワーストの打率のところですね。そこの改善というところが急務であるというところから、まずは打撃の部分に関してなにかしらのアクションをするべきだというところが経緯になっています。

-今江コーチに期待するところは

2020年からファームで若手を中心にずっと見てきてくれていますので、戦力把握というところはもちろんしっかりされていると思いますし、プレーヤーとしてもすごく一流で、1軍、トップチームの選手の苦しみも気持ちもわかるコーチですので、そういったことに期待しています。

-1軍の打撃コーチは2人とも現役時代右打ちだが、懸念はなかったか

そうですね。そこは特に。

-借金10というチームの現状をどう捉えているか

長いシーズン、捉え方が大事かなと思っていますし、この41試合の経過は現実的に厳しい状況である、それはもちろんではありますけど、残り試合数まだかなり残っていますので、残りの試合でいかに巻き返していくか。前を向くことが大事かなと思います。

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