巨人高橋優貴投手(26)が、交流戦初戦の大胆な策に粘りの投球で応えた。3年目の平内を中2日でプロ初先発に据える“ブルペンデー”で第2先発として奮闘した。

平内が1巡目を投げ終えた3回、この日昇格した左腕の高橋がマウンドへ。4回1死からロッテ山口にソロを浴びるも、失点はこの1点のみ。6回には2四球が絡んで2死満塁のピンチを招いたが田村を直球で右飛に抑え、粘りきった。84球で4回1/3を3安打1失点5奪三振2四球。7回の先頭和田を空振り三振に仕留めたところで降板となった。

今季はここまで2試合に先発も、3回2失点、2回途中3失点と、いずれも役割を果たせていなかったが、高橋の粘りに原監督もマウンドからねぎらい、降板を告げた。