広島で通算213勝を挙げ、球団初の名球会投手となった北別府学(きたべっぷ・まなぶ)さんが16日午後0時33分、広島市内の病院で亡くなった。65歳だった。通夜、告別式は未定。

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広島OB佐々岡真司氏 1年目の90年、先発からリリーフに転向し、最初の試合(5月9日ヤクルト戦=神宮)で北別府さんの後を任された。すごく緊張したことを覚えている。その試合で初セーブを挙げて、北別府さんから「ありがとう」と声をかけられ、とてもうれしかった。自分に厳しい人。また元気な姿でお会いできると思っていたので残念でならない。