巨人岡本和真内野手(26)が「打撃の神様」を超えた。

1回2死一塁。楽天辛島から先制の17号2ランを放った。これが先発4番では163本目のアーチ。球団歴代4位で並んでいた川上哲治氏の162本を上回った。

高め137キロ直球を完璧につかまえた。打った瞬間の確信弾。飛距離134メートルで、打球は看板に直撃した。これが交流戦16試合目で8本目のアーチ。神がかっている主砲が、試合を動かした。「打ったのはストレートです。2アウトから先制できて良かったです」。2死から坂本が左前打で出塁した後、一振りで生み出した2点を喜んだ。

■巨人先発4番打者の本塁打

(1)王貞治 392本

(2)長嶋茂雄 314本

(3)原辰徳 255本

(4)岡本和真 163本

(5)川上哲治 162本

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