巨人がサヨナラタイムリーエラーで5連勝を飾った。

3-3と同点の延長10回2死三塁、岡田悠希外野手(23)がDeNA三浦の147キロ直球を捉えた。鋭くはじき返した打球が遊撃・知野のファンブルを誘発。岡田は一塁に頭から飛び込んだ。セーフの判定に拳を握った。サヨナラ勝ち。ベンチから飛び出したナインから水をぶっかけられた。

ヒーローインタビューに呼ばれた岡田は「(仲間が)いい感じでつないでくれたので、絶対に自分で決めてやろうと思っていました。気持ち見せました」とヘッドスライディングでもぎ取ったサヨナラを振り返った。三浦は法大の同期で「大学時代に一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきたチームメートだったので、何とか打ちたいとバッターボックスに入りました」と意識する相手との対戦に燃えた。

強い打球だったが、インタビュアーから公式記録はエラーだと伝えられると、「えっ!」と驚きの表情。続けて「次につながるいい打席だったと思います。まだまだ連勝を続けて、個人的にも早く1軍に上がって戦力になりたい」とファンに宣言した。

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