楽天が今季ワーストの13失点で、ヤクルトに敗れた。

先発藤平は、1回に2本塁打を浴びていきなり5失点。続く2回も1死三塁で捕逸によって追加点を許した。球団史上初の交流戦優勝の可能性をわずかに残していた中で、2回4安打6失点でKO。「初回にあれだけ点を取られると野手の方も気持ち的にすごく落ちると思う。今日の試合は絶対的に僕が試合を決めてしまったところがあるので、本当に野手の方に申し訳ない」と悔いた。3、4日に行われたヤクルト戦でも、先発の早川、荘司がそれぞれ2回で降板。神宮で若手投手たちが踏ん張ることができなかった。

試合の流れを明け渡し、後続のリリーフ陣もヤクルト打線を止められず。大量13失点で、交流戦優勝の可能性も完全消滅。ただ、21日の中日戦(楽天モバイルパーク)を引き分け以上で終えれば、2年ぶりの交流戦勝ち越しとなる。石井監督は「チームとしては勝ち越していくということは大事。しっかりやっていきたい」と前を向いた。

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