歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(45)が、ソフトバンク-楽天8回戦(ペイペイドーム)でセレモニアルピッチを務めた。

背番号「13」のホークスユニホームを着用し、捕手役を務めた嶺井にノーバウンド投球で場内を沸かせた。「(球場の)中に入ると特別な世界観があって、それが味わえて。九州の方々とともに、少しの時間ですけど共有できて良かったです。ピッチングの自己採点は80点ぐらいです」と振り返った。

セレモニアルピッチの前にはWBC日本代表で活躍した近藤や牧原大と話す姿もあった。「(WBCを)拝見していたので、うれしかったですね。特に牧原大さんはピッチング練習をお付き合いしてもらって。ちょっと投げ込みすぎて『肩が痛いな』と言ったら、『体で投げてください』と、いいアドバイスをしていただいて。それで今日は真っすぐ届きました」と笑顔だった。

團十郎は9月1~17日に福岡市内の博多座で、「市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台『九月博多座大歌舞伎』」に出演する。「9月に博多座へお邪魔させていただきます。歌舞伎ファンの方々はもちろんですが、野球ファンの方も、一度歌舞伎を見てみようと思われた場合は9月、博多座にお越しください」と話した。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧