巨人のファーム戦士たちが七夕の7日、短冊に願いを込めた。川崎市のジャイアンツ球場に設置されたササに、2軍選手たちの直筆の短冊がつるされた。ユーモアあふれるものや、本音があふれたもの、周囲への思いが吐露されたものまで多種多様。達筆で書き込まれた字にも注目しながら、主な短冊を紹介する。
この日、プロ初昇格したドラ1浅野は「ヒゲが薄くなりますように」とユーモアを交えて願った。「18歳なんですけど、ヒゲが濃いので…」と、入寮時には母親におねだりした約3万円の電動シェーバーを持参。休日には脱毛にも足を運ぶルーキーの切なる願いだった。一方、40歳のベテラン中島は「天の川が見られますように!」とロマンチック願いを短冊にしたためた。
周囲の幸せを願う選手もいた。山瀬は「山瀬に関わる全ての人が幸せに過ごせますように」とややユーモアを交えて達筆で書き込んだ。湯浅は「みんなが笑顔になれますように」、松原は「世の中が平和になりますように」とスケールの大きな願いに思いをはせた。高橋は「娘が幸せに過ごせますように」、鍵谷は「家族が幸せに過ごせますように」と愛する家族の幸せを願った。
一風変わった願いもあった。岡田は「強靱(きょうじん)な体になります」と願いではなく宣言を書き込んだ。菊田も「マッチョになれますように」とパワーアップを願った。
野球関連では、戸郷が「最多勝」、喜多が「1軍定着」と目標を掲げた。井上は「投げた試合全部勝てますように」と投手としては究極の願いを書き込んだ。
これが良い、これが悪いではなく、それぞれが真剣な、切実な、本気の願いだった。そんな全ての願いがかないますように。【小早川宗一郎】



