広島が連勝を今季最長の7に伸ばした。

先発大瀬良が本調子でない中、7回1失点とまとめて4勝目。8回からは島内、栗林とつなぎ、栗林が4月22日DeNA戦以来の8セーブ目をマークした。打線は1回1死二塁から秋山の適時二塁打で先制。6回は無死一塁から4番上本の犠打で好機を広げ、デビッドソンの代打松山が犠飛を打ち上げて貴重な追加点をもたらした。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-接戦を制して7連勝

新井監督 今日も全員で勝ち取った勝利だったと思います。

-大瀬良投手が7回1失点

新井監督 今日もナイスピッチングでした。立ち上がりから、今日は本人も本調子ではなかったと思うけど、それでも要所を締めながら素晴らしいピッチングだったと思います。

-大瀬良投手にとっても大きな白星

新井監督 今シーズン開幕してから、ずっといいピッチングをしてくれているんですけど、なかなか援護ができずに本人も苦しかったと思う。また次も期待したいと思います。

-2点リードの9回には栗林投手を起用

新井監督 次の週から6連戦がずっと続きますので、矢崎も昨日投げていますし、なるべく疲労を分散させたいという意図があって。今日は栗林にいってもらいました。

-今後はWストッパーか

新井監督 そこは状況、状態を見極めながら柔軟に起用していきたいなと思います。

-1番には小園選手を起用

新井監督 内容も良かったですね。ヒットだけではなく、そのほかの打席もすごく内容が良かったと思います。

-1番起用の意図

新井監督 いろいろ仕掛けていきたいな、動かしていきたいなというところ。今の彼にとって居心地がいい場所なのかなと思って。でも、(今後も)ずっと1番で起用するわけではないので。今日に限っては、彼が一番居心地がいいのかなと思って。あとは打線全体の絡みというところ。

-小園選手は打撃だけでなく、好走塁も

新井監督 素晴らしい判断でしたね。一瞬のスキを素晴らしい判断で行ってくれたと思います。守る方でも相手のスキを突いた。大盛だったり、各選手が何かあったら何かやってやろうというのが見えるのでうれしいです。

-6回の代打策。以前はデビッドソン選手に2打席では代打を送れないと判断した試合があった。この日は3打席目に代打策。展開的なもの、時期的なものを考えてか

新井監督 そうだね。いろんなものがある。(先発大瀬良)大地に勝ちをつけてあげたいというのもあった。大地も本調子でなかったと思うけど、粘って粘っていい投球をしていたので、次の1点がすごく大事だなと思っていた。だから、あそこは勝負をかけました。今言ったように、時期的なものもあると思う。もう、(より早めに勝負にかける)そういう時期じゃないかな。

-試合前には矢崎と2人で話をしていたが、今後の起用についてか

新井監督 今日も展開によっては、9回は行ってもらうよと。ただ、こちらとしては次の週から6連戦がずっと続くから。なるべく疲労をマネジメント、分散したい。今日はそういう場面でも休ませるかも知れないと、彼(矢崎)には試合前の練習のときに伝えていた。なるべく疲労を分散させたいというのもあったし、栗林の状態が上がっているのもあるし、いろいろ加味して。

-今後もセーブシチュエーションでの栗林投手起用もある

新井監督 もちろん、もちろん。6連戦がずっと続く中、こういった競った展開が多いので。勝負かけるときは(矢崎にも)何連投も行ってもらわないと行けないから、そうなる前に疲労を分散させたいなと。栗林の状態も上がっているし、先のことも考えながらという感じかな。

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