西武に新加入したブルックス・クリスキー投手(29=ロイヤルズ)が3日、埼玉・所沢市のベルーナドームで入団会見を行った。

最速で150キロ台中盤を超える直球とフォークボールが武器で、西武ではセットアッパーとして期待される。昨季はDeNAでプレー。「日本での生活は自分だけではなく、奥さんもすごく楽しむことができましたので、また日本に帰ってくる機会をくださったライオンズの皆さんにすごく感謝していますし、ライオンズといった歴史のある球団でプレーする機会をいただけたことにすごくうれしく思います」と笑顔を見せた。

DeNA時代はチームメートにピザの差し入れをしたことでも話題になった。

「1人の若手選手の誕生日だったと思うんですけど、ナイトゲームで試合終了も遅かったので、その後に何かできるというわけでもなかったので、みんなで誕生日をお祝いする意味としてピザとブラウニーのお菓子を買って」

そう懐かしむクリスキーは、西武名物の通称“獅子まんま”に早くも着目しているようだ。

「ベルーナドームのグルメ、飲食はすごくおいしいと聞いていますし、奥さんも楽しみにしていると思います」

現在は「KING OF 獅子まんま2023」の開催中で、「エルズクラフト」のピザは西武ファンに高い人気を誇る。新助っ人は、新たな仲間への差し入れについて「ぜひやりたいなと思います」と楽しみにしていた。【金子真仁】