日本ハム伏見寅威捕手(33)が、試合前練習の合間に、練習見学に来ていた子どもたちとの即席“バット争奪じゃんけん大会”を開催した。

バント練習の合間、スタンドからの視線を感じた伏見が「よし、バットじゃんけんやろうか!」と提案すると、ネット際に座って見学していた少年野球・新琴似パワーズの少年たちは「やったー!」と歓喜。最後まで勝ち残りバットをゲットした溝口航平君(札幌新琴似小6年)は「すごくうれしい」と感謝した。初めて手にしたプロ仕様のバット。チームでは三塁を守る溝口君は「重いけど、これで素振りをして、たくさんヒットを打てるようになりたい。伏見選手にも、たくさん活躍してもらいたいです」とエールをおくった。

伏見は5月23日ソフトバンク戦前の練習でも、自身が小学生時代に所属していた元江別アニマルズの子どもたちが来場しているのを見つけ、急きょじゃんけん大会を開き、勝った子に自身が使っていた用具などをプレゼントしている。

【関連記事】日本ハムニュース一覧