巨人長野久義外野手(38)が3年ぶりの三塁打で打線に火を付けた。

1回先頭、DeNA石田の初球143キロ直球に詰まった。しかし、右翼線に舞い上がった打球は右翼・大田、二塁・牧、一塁・ソトの間にポトリ。スライディングキャッチを試みた右翼大田が後逸すると、長野は一気に三塁を陥れた。長野の三塁打は広島時代の20年8月15日阪神戦以来、1093日ぶり。吉川の二ゴロで先制のホームを踏んだ。

幸先よく流れを呼び込むと、一気に打線がつながった。坂本、岡本和、秋広の3連打の後、ブリンソンが9号グランドスラム。確信の小走りで、ガッツポーズしながら打球を見つめた。さらに大城卓も自己最多となる14号ソロで続いた。長野が口火を切り、初回から満塁弾を含む6安打で6得点を挙げた。

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