ヤクルト塩見泰隆外野手(30)が負傷交代した。3回1死で、DeNAバウアーから遊ゴロを放った後の走塁途中、左腰付近を手で押さえながら一塁ベース上でうずくまってしまった。

担架が用意されたが、痛みから体勢を変えられずに寝そべることはできず、担架に腰をかける形でベンチに下がった。

今季、下半身のケガに悩まされてきた。2月のキャンプ途中に1軍を離れ、2軍キャンプに合流。開幕にも間に合わず、1軍に初昇格したのは5月4日にまでずれ込んだ。

そのわずか約3週間後の同26日に下半身のコンディション不良で離脱。ファームでの調整が2カ月以上続き、再昇格は7月27日となった。

合流してからは好調で、8月6日中日戦(バンテリンドーム)で連覇した際の定位置、1番に戻るとそこから4連勝するなどチームに貢献。この日からホセ・オスナ内野手(30)が右足痛から復帰し、万全な戦力が整った直後だった。本拠地神宮の6連戦が始まったばかりでのアクシデントは、逆襲の8月を誓うチームにとって痛手となった。

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