元ロッテのBC・埼玉、清田育宏外野手(37)が15日、今季限りでの現役引退を発表した。「今年1年間ユニフォームを着させて頂き、皆さんから応援してもらうことが出来本当に感謝しております。今シーズン限りで引退をしますが、チームはまだ優勝争いをしております。チームのために最後まで力になれるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

今季最終戦までプレーは続ける予定で9月2日のBC・茨城戦(レジデンシャルスタジアム大宮)の試合前に引退セレモニーを開催する。

清田は09年ドラフト4位でロッテ入団。20年のコロナ禍での内規違反などで21年1月に無期限謹慎処分を受け、同5月に契約解除。今年3月にBC・埼玉と契約を結び、2年ぶりに現役復帰を果たしていた。独立リーグでは今季38試合で打率3割1分、3本塁打、22打点だった。

◆清田育宏(きよた・いくひろ)1986年(昭61)2月11日、千葉県生まれ。市柏-東洋大-NTT東日本を経て、09年ドラフト4位でロッテ入団。10年の日本シリーズで、新人ながら6打点を挙げる活躍で日本一に貢献し、優秀選手賞。15年は自己最多の15本塁打を放ち、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。20年に史上13人目の全打順本塁打を達成。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。NPB通算919試合で打率2割5分8厘、58本塁打、333打点。