阪神の先発西純矢投手(21)が、5回6安打4失点で降板した。

初回に森下が先制2ランを放ち2点を先取したが、その裏に小園に右越えの同点2ランを被弾。2~4回までは得点圏に走者を進めながらも無失点に抑えた。

3点リードの5回には先頭菊池、野間と連打を許し、小園を二ゴロ併殺に打ち取ったが、2死三塁から西川に左翼線への適時二塁打、なおも2死二塁から代打会沢に中前適時打と連続タイムリーを浴び1点差に迫られた。2死三塁から坂倉を内角148キロ直球で見逃し三振に仕留め、リードを死守した。

勝利投手の権利を持って降板したが、6回から2番手で登板した馬場が先頭デビッドソンに右中間への同点ソロを被弾。これにより西純の自己最多に並ぶ6勝目、セ・リーグ5球団制覇は次戦以降にお預けとなった。

西純は球団を通じ「野手のみなさんに点を取っていただいて良い流れをつくってもらった中で、こういう試合展開にしてしまい申し訳ないです」とコメントした。

【関連記事】阪神ニュース一覧