前日23日の試合前練習中に打球が頭部を直撃して予定していた先発を回避した巨人フォスター・グリフィン投手(28)が、万全のガードでグラウンドに姿を見せた。

打者用のヘルメットを着用して登場。飛んでくる打球に用心深く注意しながら、キャッチボールなどで状態を確認した。「大事に至らなくてよかったです。今日、動いてみて何も問題なかったので非常にスムーズに行ってると思います今後は未定なんですけれど、阿波野コーチと相談して(決めたい)」と前を向いた。

前日はバックスクリーン前でメンデスと会話中、頭部にフリー打撃の打球が当たった。「とても痛かったです。メンデス投手と会話をしてたのは覚えてるんですけれども、具体的に何について会話してるのかという記憶が抜けてました」と、わずかながらも記憶があいまいなことも明かした。

ぶつかった直後は10分ほどうずくまって歩いてトレーナー室へ。アイシングの処置を受けて病院でCT検査を受け「頭部打撲」と診断された。前日の試合は頭痛で見られなかったが、代役先発を務めた菅野には、この日の朝に対面。「代わりに投げてくださってありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。