巨人岡本和真内野手(27)と梶谷隆幸外野手(35)が29日、体調不良のため特例2023で出場選手登録を抹消された。代わりに松田宣浩内野手(40)と2年目の岡田悠希外野手(23)が1軍合流の見込み。京セラドーム大阪から始まる2位広島との3連戦を前に、思わぬ事態に見舞われた。

岡本和は今季、4番として両リーグ単独トップの34本塁打をマークし、特に8月は自身最多月間12本を更新。19年山田(ヤクルト)と並ぶ5位タイの年少記録となる27歳1カ月での200号に王手をかけていた。27日阪神戦(東京ドーム)では、同点の8回に決勝適時打を放っていた。

また梶谷も夏場にかけて打撃は好調を維持し、打率2割9分7厘。直近2カードはおもに1番打者を担っていた。打線の主軸2人を欠く中で広島、DeNAと続く6連戦を迎えることになった。