中日涌井秀章投手と細川成也外野手の移籍組が連勝をけん引した。

初回に細川がサイスニードから左中間へ先制18号2ラン。先発涌井は7回5安打、加入後初の無失点で約2カ月ぶりの4勝目をゲットした。お立ち台で涌井は「0で抑えればチーム(の勝利)につながる」と充実の表情。並び立った細川は「絶対に打たないとという気持ちで打席に入って、涌井さんに勝ちをつけられて良かった」と表情を緩めた。球団日本人で20本塁打を打てば10年の和田(37本)と森野(22本)以来13年ぶり。「とりあえず20本は打ちたい」と残り28試合に挑む。

▽中日立浪監督(細川が13年ぶり球団日本人選手20本に肉薄)「何とかクリアしてもらいたい。力はあるので、さらに確率もあげて欲しい」

▽中日松山(12試合連続無失点で10ホールド)「0でライデル(マルティネス)につなげられてよかったです。また0で抑えられるように頑張ります」

▽中日高橋周(途中出場で8回に中押しの中前適時打)「追加点が欲しい場面だったので、なんとかヒットになってくれてよかったです」