楽天則本昂大投手(32)が感謝の白星を挙げた。

1回先頭、西武源田に左前打を許した。自身の直近2試合は初回に失点していたため「入りを気を付けていた」にもかかわらずだ。だが次打者の佐藤龍を空振り三振に仕留めた際、捕手太田が二盗を狙った源田を刺した。5回にも三振ゲッツーがあり「(太田)光がカバーというか、助けてくれた。打線はマイキー(フランコ)がホームランを打ってくれた。今日は感謝したい」と喜んだ。

6回までゼロを並べて西武松本との我慢比べを制した。7回途中での降板は悔いが残るが、田中将に並んでチーム最多タイの7勝目。チームは今季3度目の4連勝となった。3位ソフトバンクとは依然2ゲーム差だが「上が見えているので、モチベーションは高く保てている」。これで限定の「FANS’ユニホーム」着用日は9勝1敗。「唯一負けた日は僕だったんで。プレッシャーでした。勝ててよかった」と笑った。

▽楽天石井監督(4連勝のうち3勝が1点差)「接戦に強い、弱いは関係なくて、1点差だろうが10点差だろうが、とにかくみんなで勝つ。それだけです」