日本ハム新庄剛志監督(51)が試合前に来季の新戦力候補をリストアップしたことを明かした。

新庄監督 ダッシュマン。野球経験ないか調べさせている。代走で面白くないですか?

昨年のドラフトでは加藤豪将内野手(28)の獲得を進言して実現させた“新庄スカウト”が狙うのは、ロッテ主催試合の6回表終了時に登場し、ファン代表のチャレンジャーとのダッシュ対決「DASHMAN RACE」を繰り広げている正体不明の俊足スプリンター「DASHMAN(ダッシュマン)」だ。

今季から登場した韋駄天(いだてん)の走りっぷりを、ひそかに視察してきた“新庄スカウト”。今3連戦がZOZOマリンでは公式戦最終カードとなるため、シーズンを通して吟味したパフォーマンスの評価として「めちゃくちゃ速い。速い」と絶賛した上で「サニブラウンに勝った男」こと五十幡亮汰外野手(24)と比べても「ダッシュマンでしょ」と即答。「獲れるかなーと思って」とアクションを起こした形だ。

誰に指示を出したのかは不明だが、すでにダッシュマンの調査を開始している新庄監督は、獲得後の起用法や育成プランなども披露。「守備は俺が教えるから(笑い)。盗塁だけ。あの足の回転はちょっとね、野球でも面白い足の回転してるなと。ちょっと今、調べさせていますけど、どうする? 120メートルくらい投げたら(笑い)。打つ方はスイッチ(笑い)」と、早くも夢を広げていた。