中日堂上直倫内野手(34)、福田永将内野手(35)、大野奨太捕手(36)が今季限りで現役引退することが12日、分かった。

球団菅関係者によると、同日までに3選手それぞれから、報告が球団に報告があった。3選手には10月3日の本拠地最終戦でもある巨人戦(バンテリンドーム)で引退セレモニーが予定されている。

堂上は愛工大名電(愛知)から07年の高校生ドラフトで3球団競合で1巡目で中日に入団。遊撃など内野のユーティリティープレーヤーとして活躍した。通算打率2割2分5厘、34本塁打、209打点。昨年9月30日DeNA戦(横浜)で通算1000試合出場を達成した。

先に入団していた兄・剛裕氏(現中日球団職員)と14年まで8年間、同チームでプレー。また元中日選手の父照さんは独身寮・昇竜館の館長も務めていた。

福田は横浜(神奈川)から07年高校生ドラフト3巡目で入団。和製大砲を期待され通算84本塁打、298打点、打率2割5分7厘を記録した。近年は故障に泣かされ出場機会を減らしていた。

大野奨は岐阜県出身で東洋大から09年にドラフト1位で日本ハムに入団。17年オフにFA権を行使して、準地元の中日に移籍。日本ハム時代の優勝経験もありバッテリー部門の強化に期待を寄せられたが、右肘の故障などでレギュラー捕手獲得までには至らなかった。

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