中日は15日巨人戦終了後に立浪和義監督(54)が来季も続投して指揮を執ることを発表した。加藤球団代表は「来季も立浪監督に指揮を執っていただくことになった」と明かした。この日、大島の2000安打表彰で訪れた大島オーナーにも了承を受け、正式契約に至った模様だ。すでに来季のコーチングスタッフとして中日コーチ、2軍監督、阪神1軍ヘッドコーチなどを歴任した球団OB井上一樹氏(52)の入閣も内定している。
就任2年目の今季は、129試合を終え、48勝77敗4分けと最下位に沈んでいる。この日は本拠地で巨人に今季22度目の完封負けを喫したばかり。しかし、球団はチームの戦力不足を考慮。今季は開幕直前に昨季最優秀中継ぎ投手賞を獲得したキューバ人右腕のセットアッパー、ロドリゲスがWBC終了後に失踪。亡命報道も出る事態に陥った。また開幕直後には、先発陣の核でもあるエース大野雄が左肘の遊離軟骨除去手術のため戦列を離脱。投手力を前面にしたセンターラインの強化を巻き返しの軸に考えていたチーム構想が大きく狂った。勝野のリリーフ転向、現役ドラフトでDeNAから獲得した細川の開花もあったが、新外国人大砲アキーノが不発で、来日8年目のビシエドの衰えもあり、狂った構想を修正するまでには至らなかった。
11年以来、リーグ優勝から遠ざかるチームの再建を託され引退した09年以来となる21年オフに就任。13年ぶりにユニホームを着た22年は、得点力不足を解消できず、66勝75敗2分けと5位広島と0・5ゲーム差ながら最下位に甘んじた。今季も残り15試合で5位ヤクルトは2・5差。2年連続最下位になれば、球団史上初の負の歴史を刻むが、若手への切り替えを進める立浪監督に、3年契約3年目の来季も契約する方向を最終的に決定した。



