2位死守へ、主力野手3選手が戦列復帰する。広島秋山翔吾外野手(35)と菊池涼介内野手(33)の2選手が22日、マツダスタジアムでの全体練習に参加した。前日21日までウエスタン・リーグ中日戦に出場していた上本崇司内野手(33)も明日23日から1軍に合流する見込み。残り6試合でCSファーストステージを本拠地で迎えられる2位を死守するため、頼れる主力が帰ってくる。

 

秋山は20日に特例2023で出場登録を抹消されたが、症状は良化した。3日での復帰となり、スタメン出場にも「準備はします」と意欲を示した。5日に左手親指を痛めた菊池は11日の出場登録抹消から再合流。ノックや打撃練習で汗を流し「あと6試合、やるしかない。行けと言われれば行くしかない」と覚悟を決めた。

 

主力野手の離脱が相次いだ9月、チームは6勝11敗と大きく負け越し、3位DeNAに1ゲーム差に迫られた。藤井ヘッドコーチは3選手の合流に「大きいですね。ここから負けられないですし、絶対に2位は死守したいですから」と相乗効果を期待する。主力野手の復帰を追い風に、まずは4位巨人をたたいて弾みをつけたいところだ。

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