リーグ3連覇を果たしたオリックスが約2カ月ぶりの3連敗を喫した。

先発の黒木優太投手(29)が2回62球を要し、6安打5失点で降板。3回に安達了一内野手(35)から4連続安打で2点を返すも、2番手漆原大晟投手(27)が3回1失点、3番手吉田凌投手(26)が1回2失点と流れを変えられず。3連敗は7月25~28日以来となった。

安打数は楽天が10、オリックスが14。オリックスは3投手が計8四死球を出し、失点につながる形となった。

中嶋聡監督(54)は先発右腕に「ストライク、ボールがはっきりしすぎたんじゃないですか」と評し、四死球で流れを変えられなかった中継ぎ2人には「そういう(攻める)ところを見せてほしいんですけどね。ちょっとアピール不足にはなると思いますけど」と指摘した。

それでも打線はベテランの安達が2安打、西野が3安打を放つなど上昇気配。「動き見てもいいですし、結果もよかったですし。だんだん上がってきてるかなというのは、打線的には思います」。リーグ戦も残り5試合。「(戦力の)見極めよりももう、決定になってくるんじゃないですか、もちろん」と話した。

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