阪神は3日、高山俊外野手(30)、北條史也内野手(29)、板山祐太郎外野手(29)、山本泰寛内野手(29)、二保旭投手(33)、渡辺雄大投手(32)、小林慶祐投手(30)、育成選手の望月惇志投手(26)の8選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。望月以外の7選手は現役続行を希望。18年ぶりの優勝に沸く陰で、一時代を彩った猛虎ナインが、タテジマに別れを告げる。

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○…山本は「話がなければトライアウトを受けたい」と積極的に挑戦していく考えを明かした。16年に巨人入団後、20年オフに金銭トレードで阪神に移籍。内野のオールマイティーとして、21年に69試合、昨季は86試合に出場。21年は4月3日の中日戦でプロ初のサヨナラタイムリーも放った。今季は1軍出場に恵まれず「プロ野球にいる以上、1軍でプレーしないと意味がないと思っている。その点はふがいない」と今季を振り返った。

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