中日の立浪和義監督(54)は11日、ナゴヤ球場でスタートした秋季練習を訪れた侍ジャパン井端弘和監督(48)と会談。11月に予定されるアジアプロ野球チャンピオンシップでの代表候補として、岡林勇希外野手(21)と石橋康太捕手(22)のメンバー入りを基本了承したことを明らかにした。

「(打診された)岡林と石橋についてはOKを出しています。それ以外は話し合いをしながらということになります」。指揮官は現状で2選手の派遣を承諾。さらに石川昂、投手も複数がリストアップされていることを示唆したが、今後の状況を見ながら対応していく方針を伝えた。

井端監督は「(最終的なメンバー選考は)話し合って、ということになります」とした上で、岡林については「ジャパンのユニホームでさらに飛躍して欲しい」と期待。石橋も「いいものを持っている。打つ方も守る方も期待しています」と話した。

秋季練習初日に侍ジャパン入りが確実となった岡林は「選んでいただければ、自分の求められていることを精いっぱいやるだけ。いい経験にもなると思う」と意気込んだ。