ロッテはポストシーズンでは異例のブルペンデーで臨む。予告先発は、10月6日オリックス戦(ZOZOマリン)でもブルペンデーの先陣を切った沢村拓一投手(35)だ。

吉井理人監督(58)はレギュラーシーズンでブルペンデーを4度採用して3勝1敗。うち2試合がオリックス戦で2勝0敗、いずれもオリックス打線を1得点に抑え込んでいる。

今季のブルペンデーの試合概要、継投一覧は以下の通り。

 

◇5月18日オリックス戦(ZOZOマリン)

先発の広畑を含めて8投手を起用。8回までオリックス打線を無得点に抑え、5-1で勝利した。継投は以下の通り。

<1>広畑(2回1安打無失点)→<2>岩下(1回無安打無失点)→<3>東妻(2回2安打無失点)→<4>西村(1回無安打無失点)→<5>ペルドモ(1回1安打無失点)→<6>小沼(1回無安打無失点)→<7>坂本(2/3回3安打1失点)→<8>益田(1/3回無安打無失点)

 

◇5月21日楽天戦(楽天モバイルパーク)

先発の岩下を含めて6投手を起用。2番手の広畑が3イニングを投げた。6回までに打線が6得点。終盤に追い上げられたが、6-4で勝利した。継投は以下の通り。

<1>岩下(1回無安打無失点)→<2>広畑(3回3安打1失点)→<3>坂本(1回1/3、無安打無失点)→<4>東妻(1回2/3、2安打1失点)→<5>沢村(1回3安打2失点)→<6>ペルドモ(1回無安打無失点)

 

◇9月24日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)

先発予定だった佐々木朗が発熱で登板回避したため、急きょブルペンデーに。先発の横山を含めて7投手を起用も、初回の5失点が響いて6-7で敗れた。継投は以下の通り。

<1>横山(1回6安打5失点(自責4))→<2>鈴木(3回2安打1失点)→<3>東妻(1回1安打無失点)→<4>坂本(1回1安打1失点)→<5>岩下(1回1安打無失点)→<6>中森(1回1安打無失点)→<7>高野(1回無安打無失点)

 

◇10月6日オリックス戦(ZOZOマリン)

先発の沢村を含めて8投手を起用し、オリックス打線を5安打1得点と抑え込み、打線も爆発して12-1で大勝した。継投は以下の通り。

<1>沢村(1回1安打無失点)→<2>横山(1回無安打無失点)→<3>中村稔(2回1安打無失点)→<4>中森(1回1安打無失点)→<5>坂本(1回1安打1失点)→<6>西村(1回無安打無失点)→<7>東妻(1回無安打無失点)→<8>佐々木千(1回1安打無失点)