広島森下暢仁投手(26)が23日、マツダスタジアムに姿を見せた。チーム最終戦となった20日阪神とのCSファイナルステージから3日後早くも再始動した。

今季は昨年10月の右肘クリーニング手術の影響から開幕には出遅れたものの、先発の柱の1人としてチームのCS出場に貢献。9勝6敗、防御率3・01の成績を残した。だが、本人にとっては物足りない数字だ。「まずは開幕しっかりスタートを切れるように。成績はうーんって感じですけど、そこはもっと来年越えていけたらなと思います」。自分越えのためにも、まずは開幕からフル回転できる体をつくる。

オフは変化球の精度向上と新球種習得を目指す。今季は変化球の精度が落ちたときには、真っすぐとカットボールの2球種に頼る投球となっていた。「いろんな変化球を試したいなと思いますし、いろんな球種を投げてみたい」。シーズン中からチームメートらと意見交換してきた球種の握り方や感覚をキャッチボールから試しながら、自分の武器を探っていく。

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